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製品の詳細
S型熱電対は貴金属熱電対であり、その分度番号はSであるため、白金ロジウム10−白金熱電対と呼ばれる。その正極(SP)の名目化学成分は白金ロジウム合金であり、白金含有量は90%、ロジウム含有量は10%、負極(SN)は純白金であるため、俗に単白金ロジウム熱電対と呼ばれる。S型熱電対は主に0〜1600℃の媒体の温度を測定し、その長期最高使用温度は1300℃、短期最高使用温度は1600℃である。S型熱電対は熱電対シリーズの中で正確度が最も高く、安定性が最もよく、温度測定領域が広く、使用寿命が長いなどの利点があるため、国際使用温度基準のS型熱電対に符合し、長期にわたり国際温度基準の内挿機器として使用されてきた。「ITS-90」は今後国際温度基準の内挿機器としては使用されないことを規定しているが、国際温度諮問委員会(CCT)はS型熱電対が国際温度基準の近似実現に使用できると考えている。








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